簡単な要約
・NewJeansのプロデューサーミンヒジンは、韓国の芸能事務所HYBEの子会社の代表。
・ミンヒジンはNewJeansをヒットさせた立役者
・ミンヒジンに対して韓国の芸能事務所HYBE(ミンヒジンの代表の親会社)が怒った。
・理由はミンヒジンがHYBEの別の子会社からデビューしたILLITがコンセプトをパクった(ように見えた)から

この記事のポイント
韓国の芸能事務所HYBEとその子会社ADORが対立しています。
31日の臨時株主総会で、HYBEはADORのミン・ヒジン代表の解任を求めていますが、ミン氏はこれに対抗し、解任の議決権を行使させないよう裁判所に仮処分を申請しています。
ミン氏の解任問題は、ADORの主要株主であるHYBEが優位と見られていますが、仮処分が認められると状況は変わる可能性があります。
この対立はHYBEの株価に影響を及ぼし、一時的に株価が下落しました。
騒動の発端は、新たにデビューしたグループILLITがニュージーンズのコンセプトを模倣したとミン氏が主張したことです。ミン氏はハイブのプロデュースに対し説明を求めましたが、ハイブは彼女の解任を通知しました。
市場では今回の騒動は一時的なもので、ハイブの長期的な評価には大きな影響を与えないと見られています。ニュージーンズの新曲も好調で、ミン氏の動向が注目されています。
何が起こったの?
報道によると、NewJeansのメンバー5人は、ミンヒジン代表が出した議決権行使禁止仮処分申請の審理が開かれた17日、裁判所に嘆願書を提出した。嘆願書の内容は知られていないが、メンバーも嘆願書を通じてミンヒジン代表側に協力したと推測される。
ミンヒジンって誰?
ミン・ヒジン(Min Hee-jin)は、韓国の音楽業界で著名なビジュアルディレクターおよびプロデューサーです。
new jeansのプロデューサーとしてもしられています。
ミンヒジンの経歴
2002年 – 2018年: SMエンタテインメントでの活動
- 2002年: 入社。
- 2004年: 東方神起のクリスマスアルバム『The Christmas Gift from 東方神起』で初の組織的な制作活動。
- 2009年: SHINeeの『ROMEO』で自身の企画を完全に実現。
- その後: 少女時代の『Gee』、EXOの制服コンセプト、f(x)の『Pink Tape』などで革新的なアートディレクションを担当。
- 2017年: SMのアートディレクト総括に就任するも、燃え尽き症候群により1年で辞職。
2019年 – 現在: ビジュアルディレクターからの退任、CBO・CEOとして
- 2019年7月: BigHitエンターテインメントのCBOに任命。
- 2019年9月: パン・シヒョクと共に「PLUS GLOBAL AUDITION」を開催。デビューはコロナ禍で延期。
- 2021年11月: HYBE傘下の新規レーベル「ADOR」を設立。
- 2022年7月: NewJeansをデビューさせる。
- 2022年11月: Mnet Asian Music Awardsでブレイクアウトプロデューサー賞を受賞。
今後どうなっていくのか、ミンヒジン氏とnewjeansに注目したいですね!
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